2016年3月14日 月曜日
暖かくなりました。学童さんたちも、この間までとは動きが違います。
毎日毎日、限られた遊具で遊びを考えて、ダイナミックに遊ぶのはいいのですが、サーカスもびっくり!
「もう!それはやめて!危ない」を連発させる天才的な子どもたちであります。
下校すると靴も脱がないうちに「○○ちゃん、今日遊べる?」「うん!いいよ!」
いつも一緒なのだから約束などいらないのに・・・と、大人は思うけれど、これは子どもたちの中でのルールなのです。時には,振られることだってあるのです。
先日、あるお母さんから「学童さんってケンカしてもめたりしてますか?」と、声をいただきましたので、私なりの思いを書きたいと思います。
どんなに仲良く遊んでいても、そこは子ども同士、ちょっとしたことからケンカ勃発もしばしば。
ほとんどが大人が介入しなくてはならないようなケンカではないと思います。
お互いがどうしても納得いかないような場合は、「なんでそうなったん?」「もし自分がそう言われたらどう思う?」と聞くようにしています。
お互いに折れることが出来なくても、火花が落ち着いたところで、帰るときにはこっそり「ごめんね」の手紙をあげたり・・・
ケンカして、もめて、思い通りにいかなくて,いやな気持になる。
この気持ちを経験したりさせたりしながら、友達との付き合い方を学習していくチャンスだと思っています。
そして、帰るときにはお互い気持ちをリセットして機嫌よく帰ってもらえるようにと心がけてるが、そこはそううまくいかない事も多いです。
不完全燃焼のまま帰ると、お母さんに文句の一つも言いたくなる・・・。
ケンカには必ず、理由があるもの。
火のない所に煙は立たないということでしょうか。
しかし、ストレス発散のようないじめは年齢関係なく絶対に許しません。
子ども時代にしっかりと色々な経験をすること、それは楽しい事だったり、いたずらだったり、それがばれて怒られたり、ケンカしたり、その経験が大人になったときに、いつか大きな花を咲かせてくれるものと信じてます。
子どもたちは、わたしたち大人の姿を常に純粋で冷静なまなざしで見ています。子どもたちの目に恥ずかしく映ってしまわないように柔軟で清々しい大人でありたいものですね。
おまけ・・
ある日ほうきにまたがってハリーポッターごっこをしていたT君
「せんせー。せんせにも魔法かけてあげる!!」」
「え?なになに?」
「せんせが若くなあれ~エイ!」
「・・・。T君、本物の魔法使いになってくれん?おねがい」
「それは・・むり!」
学童担当