さくらのひろばには竹馬(たけうま)があります。
残念ながら、竹で作ったものではないのですが、低いものから高いものまでいろいろなサイズを揃えています。
小学生たちも興味はあるものの、やってみると難しい・・・
そんな中、3年生の女の子が二人とても上手に竹馬に乗れます。それを見たほかの子たちも一生懸命練習するようになりました。
友達同士で支え合ったり、「体重をもっと前にかけるんや」「動くときはこう!」と教え合ったりしながら、何度も何度も失敗しているうちに、ある日ひょいっと乗って動けるようになるのです。
「コツがつかめた!」と感じる瞬間があるようで、そうすると、みるみる上達していきます。
「見て見て!3歩進めた!」が「10歩」「20歩」となり、
「ここまで落ちずにこれたよ!!」と、どんどん動ける距離が伸びてきます。
すると今度は、「もっと高い竹馬に乗ってみよう」と高さがどんどん上がっていきます。
「頭が桜の木の枝にあたる」
「巨人だよー!先生の頭が見えるわ」と、いつもと違う高い目線を楽しんでいます。
「竹馬の友(ちくばのとも)」ということわざがあります。
意味は「竹馬に乗って一緒に遊んだ頃からの友達。幼馴染」だそうです。
まさしく、保育所、学童の子どもたちにぴったり!
毎日仲良く遊ぶだけでなく、励まし合ったり、教え合ったり、ときにはケンカをしたりしながら大好きな友達をたくさん作ってほしいと思います。
そして、それができる学童保育ぱんだ組でありたいと思います。
その他職員