私たちは、日頃からわらべうた遊びを楽しんだり、詩やごろ合わせの読み語りを味わったりしています。
わらべうた遊びは幼児クラスでは輪になって役交代や鬼ごっこ、門くぐり等と身体を動かして遊ぶことが多くなります。また、詩やごろ合わせでは、一緒に口ずさんだりちょっとしぐさを入れたりしています。どちらにしても対象物が目に見えないので、リズムで捉えることが多く、小さい子にとってはなかなか高度なことです。
そこで、もっと言葉のおもしろさを感じてもらおうと、わらべうたや詩に出てくる登場人物(動物)を作り、人形劇として楽しんでみることにしました!
常には即興人形劇を楽しんでいる子どもたち。「今日は何だろう♪」と興味津々で集まってきました。
身近なわらべうたや詩を使って人形を言葉のリズムや拍に合わせて動かすと子どもたちは大喜び!!食い入るように見たり、知っているものを一緒に口ずさんだりして、思い思いに楽しんでいました。
そして今回、クラスに入っている実習生も、人形劇を披露してくれました。人形も実習生が心を込めて手作りしてくれました。
どのわらべうたも詩も子どもたちがよく知っているものなので、次どうなるのかをワクワクと楽しんで見ていました。
見ているうちに、“僕も動かしてみたい!”と思うようになったようで、全ての演目が終わった後、「みんなもペープサート人形を作ってみる?」と実習生が聞くと、ほとんどの子どもたちが飛びついていました。
出来上がると、さっそく人形劇が始まりました!やはり自分で作った人形は格別ですね。
人形があることによってより言葉の理解も深まり、拍をとることによって言葉のリズムも味わうことができたのではないでしょうか。
わらべうた、詩、ごろ合わせの人形劇。いつもと違った味わい方で言葉のリズムやおもしろさを知ることができ、また一つ、人形劇の魅力にはまりました☆
幼児クラス担当