2013年11月10日 日曜日
朝、本堂で子どもたちに質問しました。
「にんにくって知っている?」
数人が手をあげました。
「知ってる!お野菜でしょう?」 「くさいやつ!」
みんな野菜のニンニクを思い浮かべますよね。
大蒜にんにく。名前は同じだけど、今から言う忍辱にんにくはそれと違います。
難しい言葉を言います。
菩薩ぼさつが仏さまの修行(勉強)をする6つの項目、六波羅蜜(はらみつ)。
布施ふせ、持戒じかい、忍辱にんにく、精進しょうじん、禅定ぜんじょう、智慧ちえのひとつで、じっと我慢して頑張ることです。
みなさんがブランコをしようと思って行くと、友だちが先に遊んでいたらどうしますか?
引っ張っておろそうとしますか?順番が来るまで我慢して待ちますか?
本堂での朝のお参り、足が痛いからと足を投げ出したり、隣の友だちとぺちゃくちゃおしゃべりしたりしますか?少しの時間ですから我慢して、静かにできますか?
これから大きくなると自分の思い通りにならず、我慢しなければならないことがたくさんあると思います。
我慢できる子どもになってください。
合掌