理念ブログ
2013年1月15日 火曜日

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

2012年12月31日、大晦日の午後11時半頃、みなさんは何をして過ごしていましたか?

西光寺ではお参りに来てくださった方々と一緒に除夜の鐘を撞き、新年を迎えました。

 

「除夜の鐘」は、夜を除く鐘、煩悩にまみれ、汚れて暗くなった心の闇夜を除くということです。

それで心がきれいになれば簡単ですが、撞き出しても撞きだしてもすぐまた出てくる。

掃いても掃いても落ち葉がたまるのと同じですね。

煩悩という、きたない心を縁として悟りをうる。

私たちにも簡単には消えない汚い心があることをまず自覚することです。

 

西光寺保育所では給食のとき、プラスチックやアルミニウムなどのお皿や湯飲みを使わず、陶磁器・瀬戸物を使っていますが、なぜだと思いますか?

 

ある保育園の園長さんは「うちでも瀬戸物を使っています。それは、持った感じや口当たりがいいからです」と言っていました。

西光寺保育所の考えは違います。陶磁器や瀬戸物を使う理由は、落とすと壊れるからです。

壊れるから大事に扱う。落とさないようにそっと置く。

仏教ではすべてのものに命があると教えます。山川草木悉有仏性。そしていのちを大切にすることを教えます。

まだ使えるお皿を落として壊すということはお皿のいのちを大切にしているとは言えません。

もちろん動物も植物も。

 

ところが私たちはついつい、動物や植物、そして私の持っている多くの物を無駄に、粗末に扱ってしまいます。それは煩悩と云う悪い、汚い心があるからです。

この、欲しがる・妬む・怒る・悔やむ等という心、煩悩は鐘を撞いたくらいでなくなるものではありませんが、親鸞さまは「そんな汚い心を持っていることをまず自覚し、そんな私が今ここに生かされて生きていることに感謝しなければなりません」と教えてくださいました。

私たちは多くの命、動物や植物、そして多くの人々のおかげによって生かされています。

新年にあたり、このことを思い、ありがとうございますの感謝の心を忘れず、今年も元気でお過ごしください。

 

その感謝を伝える仏教のことばが、「南無阿弥陀仏」のおおきな意味でもあります。

「宝くじがあたりますように」「交通事故に遭いませんように」の「南無阿弥陀仏」ではないのです。

サンキュウ仏陀なのです。

 

南無阿弥陀仏 合掌

カテゴリー: 理念ブログ
2012年12月26日 水曜日

<12月25日(火)の朝、本堂でのお話>

 

「今日は何の日かな?」と子どもたちに尋ねると、

12羽いるのがわかるかな?

 「クリスマスイブ!」

 「サンタクロースの日で!」

 「サンタさんのたんじょう日かなぁ」などなど返事が聞こえてきました。

 

世界にはたくさんの宗教があります。

今日、12月25日はキリストという人が生まれた日です。

では、お釈迦様が生まれた日は知ってるかな?

 「えっと・・・・」子どもたちは考えこんでいます。

4月8日がお釈迦様が生まれた日、「はなまつり」だよ。

 

日本人はちょっと変だよね。

キリストが生まれたクリスマスをお祝いして、

大晦日はお寺で、お正月には神社に行って神様にお参りして、

花まつりは仏様にお参りして・・・

 

何もしないよりはいいのかもしれませんけれどもね。

 

今日はあまり仏教とは関係のない日なのですが、人が生まれた日なので、お祝いするのはいいと思いますけどね。

 

西光寺保育所の子どもたちには、お釈迦様が生まれた日も知っていてもらいたいですね。

そして、お釈迦様の教えを守って大きくなってもらいたいなと思います。

簡単なことです。

子どもたちも大好きなうさぎさんたち。
寒さに負けず、元気にもりもりごはんを食べています!

「命を大切にしましょう。」

自分だけでなく、他の人、ほかの物も。生きているもの、生きていると思わないものも。

たとえば、ここに1冊の本がある。

ちょっと破れてしまったからといって、すぐにポイッと捨ててしまうのはどうかな?

大切にしていないよね。

みんなが持っている鉛筆やクレヨンでも最後まで使うのが大切にするということですね。

こういうことがお釈迦様の教えです。

 

もうすぐ今年も終わります。

すべての物を大切にして、新しい年を迎えてもらいたいなぁと思います。

 

合掌

 

 

カテゴリー: 理念ブログ
2012年12月18日 火曜日

保育所の子どもたちが散歩に行っていると、ご近所の皆様が温かい言葉をかけてくれます。

「おはよう。どこいっきょんな?」

「今日はさむいねぇ」

そして、時には畑の果物を「味見するな?」と分けていただいたり・・・

 

毎年「この木とこの木は保育所の子用やから、みかん狩りにおいで。」と畑に招待してくださる方がいます。

その方が先日、保育所を訪ねてきてくれました。

「今年、みかんの木が枯れてしまって・・・。せっかく子どもたちに来てもらおうと思っていたのに、ごめんね。お詫びにみかんを買ってきたから、みんなで食べてね。」

と、わざわざ保育所にたくさんのみかんを持って来てくれました。

 

 

 ということで、今日の昼食には急きょデザートが付きました!

「○○さんからいただいたみかんだよ」と伝えると、

「やったー!みかん大好き!」とみんな大喜び。

 

 

  

みかんの皮をバラバラにならないようにむくのは、案外難しいですよね。

「ぼく、みかんの皮、お花にむけるよ!」

とても上手にむいて見せてくれました。

 

 

 

 

西光寺保育所の子どもたちは散歩が大好きです。

地域の皆様に温かく見守っていただき、いつも感謝しております。

 

さあ、今日はどこに散歩に行こうかな?

これからも保育所の子どもたちの成長を私たちと一緒に見守ってください。

 

 

 

 

カテゴリー: 理念ブログ
2012年12月14日 金曜日

12月9日(日)に西光寺で報恩講の法要がありました。

その翌日、さあら・ぴっぱら・れんげぐみさんたちに本堂でお話ししたことです。

 

報恩講ほうおんこうとは、しんらんさまのご命日(お亡くなりになった日)の法要ほうよう(おまいり)のことです。

 

「しんらんさまありがとう。

ほとけさまの教えを残してくれてありがとう。」のお参りです。

 

お父さん、お母さんの二人がいて、みんなが生まれて。

お父さんにも、お父さんとお母さん、おじいさん、おばあさんがいて。

お母さんにも、お父さんとお母さん、おじいさん、おばあさんがいて。

おじいさんにも、お父さんとお母さんがいて・・・

 

たくさんの先祖がいて、私がいる。

みんなもいずれ大きくなって、結婚して、子どもを持つでしょう。

早く死んでしまうと、そこでおしまいになり、続いていきません。

元気に大きくなってください。

そして、今まで育ててくれたお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん・・・

みんなにありがとうの心を持ち、大切にしましょうね。

 

合掌

カテゴリー: 理念ブログ
2012年12月10日 月曜日

12月8日は成道会(じょうどうえ)でした。

今年は8日が土曜日でしたので、2日前の12月6日(木)にさあら・ぴっぱら・れんげ組の子どもたちは本堂へ入り、お参りしました

 

<所長から子どもたちへのお話>

 

成道会(じょうどうえ)はお釈迦様(おしゃかさま)がお悟りを開いた日です。

お釈迦様は今から3千年ほど前、昔々にインドという国で生まれました。

そして12月8日にお悟りを開いてお釈迦様になりました。

 

どんなことを私たちに教えてくれているかというと、今、みんな『三帰依(さんきえ)』をうたいましたね。

 

Buddhaṃ saraṇaṃ gacchāmi(ブッダン・サラナン・ガッチャーミ)

Dhammaṃ saraṇaṃ gacchāmi(ダンマン・サラナン・ガッチャーミ)

Saṅghaṃ saraṇaṃ gacchāmi(サンカン・サラナン・ガッチャーミ)

 

これがそうなんです。

みんなが幸せになる方法は、

まず仏様をおがみます。→ブッダン・サラナン・ガッチャーミ

それから、仏様が教えてくれたことを守ります。→ダンマン・サラナン・ガッチャーミ

そして、みんなで仲良くします。→サンカン・サラナン・ガッチャーミ

 

できていますか?

お約束したことをまもれていますか?

「うん!」「はい!」

おともだちと仲良くできていますか?

「はいっ!」「うん!」

 

それだけのことを守ったら、みんな幸せになれますよと教えてくれています。

難しいことをたくさん教えてくれることもありますけれども、これは簡単なことだね。

決められたこと、約束したことを守りましょう。

そしてお友だち、知らないお友だちとも仲良くしましょう。

できるかな?

 

「できる!」「うん!」と、とてもいい返事が返ってきました。

 

これからも守って元気に大きくなってもらいたいなと思います。

 

合掌

 

 

カテゴリー: 理念ブログ
2012年12月5日 水曜日

寒くなってきましたね。もう12月です。

みなさんは月日が経つのが早いと思いますか?どうですか?

 

保育所の子どもたちは「うーん?」と首をかしげています。

 

大人になったら「日が経つのが早い」や「1年がすぎるのが早い」と言うようになります。

以前、小学生のお兄ちゃんに「月日が経つのが早いと思うかな?」と聞いたら、

 

「ううん、日が経つの遅い。もっと早く大人になりたいのに!」と言っていました。

みんなはどうですか?と聞くと、

 

子どもたちは口々に「遅い遅い!」や「早く大きくなりたい!」と言いました。

 

大人と子どもで感じ方、考え方が違うんですね。

 

1日は24時間。1時間は60分。1分は60秒。

みんな同じ時間を過ごしています。

でも感じ方はみんな違うんですよね。違っていてもいい。

「みんなちがってみんないい」ですね。

 

合掌

 

カテゴリー: 理念ブログ
2012年12月3日 月曜日

 

お経(阿弥陀経あみだきょう)の中に

「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光(しょうしきしょうこう おうしきおうこう しゃくしきしゃっこう びゃくしきびゃっこう)」ということばがあります。

 

電灯を思い出してください。

青い色のものは青い光を放ちます。

黄色のものは黄色の光を。

それぞれが自分に合った光を出す。

赤い色の電灯が青い光を出そうとしてもでませんね。

 

人間も同じです。

人の真似をするのではなく、自分の持っているものを大切にしてほしい。

 

別のお経(大無量寿経だいむりょうじゅきょう)のことばでは「各各安立(かくかくあんりゅう)」です。

金子みすゞさんの詩でいえば「みんなちがってみんないい」です。

 

みなさんそれぞれ顔かたちが違うように、持っているもの、得意なものは違っています。

違ったままでいい。

それを大切にしてください。

 

合掌

 

カテゴリー: 理念ブログ
2012年11月26日 月曜日

 

保育士の園内研修として、わらべうた勉強会をしました。

平成23年度から2カ月に1度、大阪から講師を招いて行っています。

 

毎回、土曜日の午後に3時間、みっちりと歌ったり遊んだり、勉強会でありながら職員同士のコミュニケーションがとれる貴重な時間となっています。

 

講師の中井先生はとてもやわらかい雰囲気の方で、様々な年齢に合わせたわらべうたを毎回教えてくださり、私たちにうたうことの楽しさや人と声を合わせることの楽しさを教えてくれています。

 

あそびも実際に遊んでみることで、次に子どもたちに伝えるとき、あそびのおもしろさを実感を伴って伝えることができます。

小さい子とのわらべうたは、お母さん(又はおばあちゃん)と子どもとの1対1が基本であるのだから、保育所であそぶときも

「今はあなたに語りかけているのよ。あなたのことがとっても大切なのよ。」

という気持ちでうたってあげること、さわってあげることが大切だと改めて学びました。

 

 

カテゴリー: 理念ブログ
2012年11月17日 土曜日

朝夕と冷え込むようになりました。

みなさん風邪をひいてはいませんか?

インフルエンザの予防接種は受けましたか?

 

さて、いきなりですが問題です。

「りんごが4つあります。子どもが3人います。どうやって分けますか?」

 

保育所の子どもたちは口々に答えます。

「1つずつ食べて、あとは分けっこ!」

「切って分けて食べたらええんちゃうん?」

「1つお母さんにあげる」

「一人1個と1/3個ずつやなぁ・・・(小学生)」

 

今回、子どもの答えには出てこなかったのですが、以前、こんなことを言った子どもがいました。

「1つ、のの様(仏様)におそなえして、あとの3つを1つずつ食べる。」

 

残った1つを自分のものとせず、仏様やお母さんなど、他の人に分けてあげられる人になってもらいたいものです。

 

合掌

 

カテゴリー: 理念ブログ
2012年10月1日 月曜日

こちらのページは、西光寺保育所の大切にしている理念や

考え方について、発信をしていく為のページです。

今後更新していきますので、お楽しみに!

カテゴリー: 理念ブログ