理念ブログ
2014年2月17日 月曜日

2月15日はお釈迦さまの亡くなられた日、お涅槃です。

お釈迦さまは今から2500年以上前に、80歳で亡くなられました。

涅槃図、お釈迦さまが亡くなられたときを描いた絵があります。木の下にお釈迦さまが寝ておられます。

この木の名前を知っていますか。

「サーラ」

そう、サーラです。沙羅双樹といいます。

さあら組の名前はこの木の名前からとりました。

 

お釈迦さまの周りを、お弟子さんたち、鳥やけもの、いろいろな動物が取り囲んでいます。

みんな悲しそうです。

お弟子さんが言いました。

「お釈迦さま、どうか死なないでください。私たちはこれから誰を頼りにしたらいいのですか。困ります。」

お釈迦さまは言いました。

「命あるものは必ずその命が亡くなる時が来る。」と。

人間だけではない。みんなの家にいる犬や猫、飼っている金魚や小鳥だって死んでしまうだろ。

形あるものはその形がなくなるときがくる。

机やイスだって壊れるでしょう。お家だって壊れる。

壊れるものだから大事にしなければならない。

いつか死ぬ命だから、大切にしなければならない。

 

そしてお釈迦さまは言いました。

「私が亡くなったあとは、自灯明・法灯明。あの子がしているから、あの人が言ったからというのではなく、自分で考えてください。

その根底、基本、底には、仏さまの教えをおいてください。」と。

 

これからもすべての命を大切にし、仏さまの教えを守って毎日過ごしてください。

合掌

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2013年11月10日 日曜日

朝、本堂で子どもたちに質問しました。

 

「にんにくって知っている?」

数人が手をあげました。

「知ってる!お野菜でしょう?」 「くさいやつ!」

みんな野菜のニンニクを思い浮かべますよね。

 

大蒜にんにく。名前は同じだけど、今から言う忍辱にんにくはそれと違います。

難しい言葉を言います。

菩薩ぼさつが仏さまの修行(勉強)をする6つの項目、六波羅蜜(はらみつ)。

布施ふせ、持戒じかい、忍辱にんにく、精進しょうじん、禅定ぜんじょう、智慧ちえのひとつで、じっと我慢して頑張ることです。

みなさんがブランコをしようと思って行くと、友だちが先に遊んでいたらどうしますか?

引っ張っておろそうとしますか?順番が来るまで我慢して待ちますか?

本堂での朝のお参り、足が痛いからと足を投げ出したり、隣の友だちとぺちゃくちゃおしゃべりしたりしますか?少しの時間ですから我慢して、静かにできますか?

これから大きくなると自分の思い通りにならず、我慢しなければならないことがたくさんあると思います。

我慢できる子どもになってください。

 

合掌

 

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2013年9月10日 火曜日

み仏さまの目をよく見てください。

半分閉じています。これを半眼はんがんといいます。

 

これにはわけがあります。

半分開いた目で外の世界を、閉じた目で内(心の中)の世界を見ているのです。

 

物事を「目を開いてよーく見なさい」といいます。

よく見なければ事故を起こしたり、他人に迷惑をかけることにもなります。

一方で、反省させられるときなどには「目を閉じてよーく考えなさい」といいます。

 

外側(苦しみ悩んでいる人を見ていて下さる)を見る目、そして内側(助けるためにはどうすればいいのかを考える)を見る目が仏さまなの半眼なのです。

 

 

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2013年7月24日 水曜日

7月7日(日)西光寺の夏参り法要で、例年のように西光寺保育所の子どもたちにお扉の開扉、献灯・献華・献香(けんとう・けんか・けんこう)をしてもらった。

 

献灯けんとうはロウソクの灯を仏さまにお供えする。

光はみ仏さまの智慧をあらわす。

心の暗闇を明るく照らし出す光である。そしてローソクはわが身を燃やして周りを照らし出す。こどもたちに自分の体を使って周りの人を助けられる人になってくださいと言った。

 

献華けんかはみ仏さまにお花をお供えする。

新鮮な美しい花をお供えする。造花や嫌なにおいのする花、とげのある花はお供えしない。子どもたちも花は大好きである。

 

献香けんこうはお香をお供えする。

お香を練って棒状にしたのが線香である。安物は煙たいばかりだが、いいお香はとてもよい香りがする。仏さまはお香の香りが大好きである。

 

献灯・献華・献香をするときは子どもたちも決められた歩き方をする。

左足、右足、左足、揃える。左、右、左、揃える。これがなかなか難しい。両手にお供え物を持って、ゆっくりと、左足、右足、左足、揃えると歩いてみてください。

 

元気に飛び回っているのが子どもらしくていいと言うが、落ち着いてゆっくりと歩ける子どもも素晴らしいと思う。

 

 

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2013年6月23日 日曜日

6月の初め、誘われてスリランカへ行ってきました。

スリランカの仏蹟

アーリヤ僧侶学院の記念式典に出席するのと、世界遺産の仏蹟に参拝するためです。

 

北海道の約8割の国土に2000万人が暮らすスリランカは仏教徒が70パーセントを占め、仏教がほぼ国教となっている国です。

 

僧侶学院の式典には、国会議員、大臣、大統領の息子たちが出席しており、私たちも交えて万国共通の三帰依さんきえ

ブッダン・サラナン・ガッチャーミ、ダンナン・サラナン・ガッチャーミ、サンガン・サラナン・ガッチャーミでお参りしました。

 

 

街や村の道路沿いの商店や家の軒先には、5色の仏旗ぶっきが掲げられており、仏教国を実感しました。

ぞうさん、こんにちは

商店

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旗のは仏陀の髪の毛、は仏陀の体、は仏陀の血、は仏陀の歯、オレンジは仏陀の袈裟の色を表している、世界共通の仏旗です。

(西光寺でも、行事の際に本堂に仏旗を掲げています。機会があればぜひご覧ください。)

 

訪れた寺院・仏蹟はどこも山門からは素足での参拝、多くのスリランカ人がお参りしていました。

 

仏蹟

 

 

涅槃像の大きさがわかりますか?

 

 

 

 

 

 

 

スリランカの特産品は紅茶(セイロンティー)と宝石。

お土産は紅茶にしました。

 

今回の訪問で大好きになったスリランカだが、成田からの直行便で9時間半・・・ちょっと遠すぎて再訪は無理かも。

 

 

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2013年4月25日 木曜日

毎週月曜日の朝、3歳以上児は本堂へ入ります。

4月22日にお話ししたことです。

 

本堂は何をするところか知っていますね?

  「はい!」

本堂の中を走ることはいいことですか?

  「いかん。」

お念珠は左手に持つことを知っていますか?

  「はい。」

では、赤信号は止まれ、を知っていますか?

  「はい!」

知っていても止まらずに道路を渡るとどうなりますか?

  「車にはねられる。」

 

知っていてもそれを守らなければ何にもなりません。

 

昔、中国に偉いお坊さんがいました。

県知事さんがやって来て質問をしました。

「仏さまの教えを簡単にいうと、どういうことですか?」

 

そのお坊さんは答えました。

「仏さまの教えは、悪いことをせず、いいことをして、心をきれいにする。これが仏さまの教えです。」

 

県知事さんは言いました。

「そんな簡単なこと、5歳の子どもでも知っている。ばかにするな。」

 

お坊さんは言いました。

「5歳の子どもでも知っていることを、大人の県知事のお前ができているか。知っているということと、しているということは違うのだよ。」

 

みなさんはどうですか?

 

合掌

 

 

 

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2013年4月20日 土曜日

毎月一度、夕方17:30から職員会を行っています。

職員会は、翌月の行事予定の周知、各クラスからの報告、各行事の詳しい内容を決めたりと、いろいろな議題で行われます。

 

今月の職員会では、来月の花まつりについて係りの職員から説明等いろいろありました。

職員会の最後に私から「花まつり」について職員のみなさんに話したことを書きます。

 

 

花まつりは、お釈迦様がお生まれになった日、4月8日です。

このような言い伝えがあります。

 ある日、お釈迦様のお母さんであるマーヤ夫人が寝ているときに、窓から白象が入ってきて、自分のおなかの中へ入っていく夢を見ました。

 そしてマーヤ夫人はご懐妊となりました。

 その後、お釈迦様はルンビニ園という花園でお生まれになりました。

 お釈迦様が生まれたとき、ルンビニ園は花々が咲き乱れ、天から甘露の雨が降りました。

 そして、お釈迦様は生まれてすぐに7歩あるき、右手で天を指さし、左手で地を指さし、「天上天下唯我独尊」とおっしゃられました。

 

このお話にまつわり、花まつりでは白象を引っ張ってパレードします。

花御堂(はなみどう)を花で飾るのは、ルンビニ園の花を表しています。

灌仏(かんぶつ)でお釈迦様に甘茶をささげるのは、甘露の雨を表しているのです。

 

お釈迦様が歩いた7歩は、「地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界・人間界・天上界」の六道ろくどう(私たちはこの六道を輪廻しています。)を超えた7歩目、悟りの世界、輪廻しない世界にいるということを表しています。

「天上天下唯我独尊」は、この世で一番尊いのは「わたし」であるということです。この「わたし」とは、私だけという意味ではなく、あなたも、あなたも、すべての「わたし」の命が尊いという意味です。

 

西光寺保育所では「各各安立・みんな違ってみんないい」という保育理念を掲げています。

これも同じことです。

すべての命を大切に。

 

合掌

所長 三浦教尚

 

 

 

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2013年4月8日 月曜日

今日は4月8日、降誕会(ごうたんえ)です。

お釈迦様(おしゃかさま)がお生まれになった日です。

この日のことを花まつりといい、お祝いをします。

西光寺保育所では、1カ月遅れで5月に花まつりをします。

今年は5月11日に白象パレードと交通安全キャンペーンを行う予定です。

ぜひ、ご参加ください。

 

本日、新年度始まって初めて保育所の子どもたちが本堂へお参りに入りました。

年長・年中児、それにまだ入学式前の学童さん(小学1年生)。

年少さんは今日はまだクラスの部屋で留守番でした。

そこでこんなことをお願いしました。

 

「4月になって、新しく年少さんたちがクラスに入ってきましたね。

そして、明日は入所式です。新しいお友だちが保育所へ入ってきます。

新しく来る子たちは、保育所のルールを知りません。みんな教えてあげてくださいね。

例えば、本堂は何をするところですか?」

 

「おまいり!」

 

「そう。お参りをするところです。 では、本堂でさわぐのは?」

 

「だめ!」

 

「そう。だめだね。本堂であばれるのは?」

 

「だめ!」

 

「そう。みんなよく知っているね。本堂は静かにお参りをするところです。新しいお友だちにも教えてあげてくださいね。そしてみんななかよくしてくださいね。」

 

クラスが変わったり、担任が変わったり、子どもも大人も緊張の4月です。

職員一同、より良い保育を目指して努力していきますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

 

合掌  

所長 三浦教尚  

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2013年2月18日 月曜日

2月15日が何の日がご存知ですか?

2月15日は涅槃会ねはんえです。

この日の午前、さあら・ぴっぱら・れんげぐみは本堂へ入りました。その時のお話です。

 

                

今日が何の日か知っていますか?

 「おしゃかさまが死んだ日」と答えが返ってきました。

そう。お涅槃。お釈迦様が亡くなった日ですね。

おしゃか様は昔々、三千年も前に亡くなったのですが、どうして亡くなったのだと思いますか?

 「じゅみょう?」「びょうき?」

それは、生まれてきたから亡くなったのです。

生まれてきたものは必ず亡くなるときがあります。

 

 

おしゃか様は亡くなる前に「さあら」という木の間で横になっていたのですが、亡くなるちょっと前にお弟子さんたちが「おしゃか様、死んだら困ります。生きていてください。」と頼んだんですね。

 

すると、おしゃか様は、

「生まれてきたものは必ず死にますよ。そして、形あるものは壊れることがあります。悲しむことはありません。」と言い、「私が亡くなったあとは、私の言った教えを守って、そして自分自身をよりどころとして生きていってください。」とおっしゃられました。

 

 

難しいことですけどね。

例えばこんなことはないかな。

 

 何かして先生にしかられた。そんなとき「あの子がしていたから」「みんなもしていたから」とみんなの真似をしていたと言うことありませんか?

みんなの真似をするのではなく、自分ですることを自分で考えて決める。

 

ようく考えて決める。

そのようにしなさいとおしゃか様はおっしゃいました。

 

 

そして、おしゃか様が残した仏教の教え。

 

「みんな仲良く、みんなが命を大切にして生きていく」

 

これがお涅槃ねはんです。

 

おしゃか様が亡くなったとき、人間だけでなく動物たちも悲しみました。

お涅槃図の絵を見てみてくださいね。

 

                                               合掌

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2013年1月22日 火曜日

土曜日の午後にわらべうた勉強会をしました。

「冬」が題材のわらべうたをたくさん教えていただきました。

 

「冬」のわらべうたは、やっぱり冬が長い東北地方の物が多いようです。

わらべうたは、その地に根付いたものですから、歌詞も地方独特の方言などがでてきます。

 

一つご紹介「ドドッコヤガイン

ドドッコヤガイン  ケーシテヤガイン

アダマッコヤガイン  ケーシテヤガイン

スリボッコヤガイン  ケーシテヤガイン

 

これを見ただけでは???ですよね。意味は、

さかなをやこう ひっくりかえしてやこう

あたまをやこう ひっくりかえしてやこう

しっぽをやこう ひっくりかえしてやこう

 

子どもの手のひらを持って、表に向けたり、ひっくりかえしたりして遊びます。

これは東北地方で、囲炉裏端で子どもの手を暖めるときに生まれた遊びだそうです。

 

その地方その地方で生まれた、ことば・響き・リズム、それらを大切に受け継ぎ、子どもたちに心地良い歌やあそびとして提供していけたらいいなと思います。

 

勉強会の後半には、沖縄のこもりうたを教えていただきました。

ドレミの音階で、レとラを抜くと、沖縄民謡の音階になるんですよ。

 

沖縄から東北まで、いろいろな地方のいろいろなわらべうた。

子どもたちとたくさんうたって、あそびたいと思います。

 

 

 

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